8月28日に開催された“ALLDAY -5ON5 TOURNAMENT8.28-”。記念すべき第一回大会の勝利は、名だたる強豪を破り勝ち進んだSUNDAY CREWが手にした。
（text:MUMSISTA）




[予選トーナメント]
ALLDAY -5ON5 TOURNAMENT-8.28では午前中に、本選トーナメント出場枠（3枠）をかけた予選トーナメントが行われた。観客もまばらな中、事前選考を通過した8チームによる椅子取り合戦が始まったわけだが、実力のない者にはスポットは当たらないというもの。結果、“Hot Blizzards”が“勉族”へ、“BOUNCE”が“SUNDAY CREW”へ、そして当日棄権した“C2C UNCUT FLAVA” の枠を“びゃっこたい”が勝ち取り“FAR EAST BALLERS”へ、それぞれ挑戦権を勝ち得ることとなった。

[DJ・MC]
ALLDAY -5ON5 TOURNAMENT-8.28では、OFFICIAL DJとしてMIKO（FAR EAST BALLERS）とTAZ（DirtySly）が、OFIICIAL MCとして予選をMAMUSHI（Team-S、KOMPOSITION）が、本戦をJIRO（C2C）と狛江SOLDIERが、それぞれストリートボールに必要なピースとしてその役割を果たした。

[ALLDAYトーナメント1回戦 “Team-S”vs“B-BALLERS”]
今夏、とあるストリートボール大会で初顔合わせした両チーム。その時は“B-BALLERS”に惜敗を喫していた“Team-S”。その雪辱を晴らす結果となったALLDAYトーナメントの幕開け。

[ALLDAYトーナメント2回戦 “勉族”vs“Hot Blizzards”]
練習合宿を共にする事もあるという親しい間柄の“勉族”と“Hot Blizzards”。主力選手をほとんど欠いた“勉族”であったが、NUMA気を吐きすべからく勝利。

[ALLDAYトーナメント3回戦 “FAR EAST BALLERS”vs“びゃっこたい”]
“C2C UNCUT FLAVA”が当日出場辞退したため、急遽ワイルドカード枠を増やしたことでALLDAYトーナメントへあがった“びゃっこたい”。挑むはキング・オブ・エンターティメント“FAR EAST BALLERS”.。カリスマAJがゲームを支配し、“FAR EAST BALLERS”が勝利。

[ALLDAYトーナメント4回戦 “SUNDAY CREW”vs“BOUNCE”]
FAR EAST BALLERSのサテライトメンバー“BOUNCE”の前に立ちはだかったのは、代々木の主、リアル・ストリート“SUNDAY CREW”。その壁は厚い。

[ALLDAYトーナメントSEMI FINAL1回戦 “Team-S”vs“勉族”]
シーンで睨みをきかす両チーム。“勉族”からなかなか勝利を挙げる事が出来ていなかった“Team-S”としては大きな勝利を勝ち取ったと言える結果に。主力が揃わなかった中でベスト4に残った“勉族”はお見事。

[ALLDAYトーナメントSEMI FINAL2回戦 “FAR EAST BALLERS”vs“SUNDAY CREW”]
おそらく観客が一番観たかったであろう因縁のカード。今大会が“FAR EAST BALLERS”としての最後のプレイとなっていたKOHEIの3Pがゲーム序盤から火を吹くが、“SUNDAY CREW”の要アイザック・ソジャナーがその存在感を露にし、ゲーム終了直前、チームコーチでもあるOKI-DOKIの一攫千金の3Pが“SUNDAY CREW”に勝利をもたらした。

[ALLDAYキッズエキジビション・ゲーム]
ALLDAYトーナメントFINAL直前には、当日参加のキッズによるエキジビションゲームが行われた。ALLDAYボーラーもゲームに加わり、シリアスな雰囲気が一時和らぎ、ピースな時間を過ごす事となった。

[ALLDAY FINAL “Team-S”vs“SUNDAY CREW”]
記念すべき第1回大会のFINAL。観客の数は数百人に上り、その勝負の行方に視線を向けた。日本のストリートボールの歴史を作ってきたプライドがある“Team-S”であったが、代々木をレペゼンする“SUNDAY CREW”はホームコートでのプレイでその実力を遺憾なく発揮し、シーンの頂点、つまりはチャンピオンチームへと君臨する事が決まったのだった。

[ALLDAY　MVP “ISAAC SOJOURNER”（SUNDAY CREW）]