ALLDAYレポート

第10回ALLDAYレポート




























第10回ALLDAY−5ON5 TOURNAMENT−
主催:NPO法人KOMPOSITION
協賛:株式会社ナイキジャパン
協力:株式会社C2Cエンターテインメント
後援:東京都教育委員会
特別協賛:1LOVE

大会パンフレット:
tojitsu_omote
表面(PDFファイルでダウンロードする)
tojutsu_ura
裏面(PDFファイルでダウンロードする)

ALLDAY REPORT:
チャオ。ALLDAY EVERYDAY MC、東京の喋る蝮ことMAMUSHI CHAPPLLEです。早いもんで、アタクシめがこのストリートボール・トーメントを「ALLDAY -5ON5 TOURNAMENT-」と名付けてスタートしてから10回目の開催となりました。10回目、それは記念すべき大会!ということで、10th ANNIVERSARYと銘打って盛大に開催してみました!トーナメントに出場したチームはもちろん超豪華!さらにファイナル前にはALLDAY史上初のフリースタイルバスケットボール・イベント「1LOVE presents ALLDAY FREESTYLE HORSE」をやってみたり、ゲストには日本NO.1FREESTYLE BASKETBALL CREW「BLOCK ON LOCK」が登場したり、そんでもって今回のALLDAY 10th ANNIVERSARYの特別協賛にAIR FORCE専門店「1LOVE」が付いていたりと盛り沢山な内容だったALLDAY 10th ANNIVERSARYのトーナメントレポートを、例によってワタクシめMC MAMUSHIが喋っちゃいましょ!2007年ALLDAY戦国大会の頂点をまず取ったのは、一体どこだったのか〜?

□1日目 予選トーナメント
ぶっちゃけて言いますと、アタシ、この予選トーナメント全部観れてないんですが(汗)、事後の独自調査で仕入れたネタを使って、それとなく語ってみたいと思います(笑)。トーナメント表の左上のブロックから行きますと、結果的にAT平塚Connectionsと勉族が本戦トーナメントに勝ちあがりましたか。まぁ、順当といえば順当でしょうな。個人的に注目していたSIMONはまたしてもコロリと負けてしまい、外国人ボーラーを中心としたTHE 84’sもAT平塚Connectionsにやられたみたいですね。ここ2大会連続でベスト8に出場していたSH☆TGUNは活きの良いkomazawa CRAYONを突破したものの、勉族にまでは及ばなかったみたいです。あと、超個人的にはキンタ☆マーニが早々に負けてくれたことにホッとしてます(笑)。だってヤダよー、オレがマイク通して「キンタ☆マーニ!!!」って叫ぶのは。困ったチームです、キンタ☆マーニ(笑)。

続いて左下のブロック予選いってみましょーか。Free Ballerzはかつての代々木の王者SUNDAY CREWのメンバーがまた別の外国人ボーラーと組んで作ったチームみたいで、ダンカーもいてインパクトあったみたいなんですが、大阪ストリートボールをレペゼンする大阪籠球会with FANTAがなんとか5点差で飛ばしてますね。後々、Free Ballerzでプレイした元SUNDAY CREWのRusselに話を聞いたところ「当日、電話しまっくって集めたピックアップチームだからねぇ。そりゃ勝てないよ」とのことでした。初出場の大阪籠球会が本戦出場決定でメンツは保たれましたな。さらにもう1チームの勝ちあがりも初出場、ISAMU。このチームには開催前から期待していたんですが、まさかびゃっこたいとさらにFAR EAST BALLERSを飛ばしてベスト8に残るとは予想外でしたね!びっくりです、FAR EAST BALLERSとは延長戦で競り勝っての勝利みたいです。FAR EAST BALLERSはALLDAY史上初の予選落ち。ただ、AJを筆頭とした良く知られているメンバーたちは誰一人参加していなかったみたいで、唯一その中から出場すると聞いていたCHRISもHCとしてベンチに座っていただけみたいです。プレイしていたのは、新しくFAR EAST BALLERSと行動を共にしている若手たちだけ。FAR EAST BALLERSという名前で参加しただけで……、と解釈するところでしょう。

逆サイドの右上ブロックはと言いますと、横濱Team-Sと駒沢ROCKERSは予想通り勝ちあがりました。ただ、両チームとも予選最後のゲームをいやに競ったみたいですね(汗)。それぞれ相手はbananaとHot Blizzards。ひやひやさせる気まぐれチームといったところでしょうか(笑)。まぁでも、このTeam-S対ROCKERSの対決はもう10年以上も前からの関係のある両者なので、本戦1回戦の中で最も熱いカードになるでしょうね!ボクが気になっていた初出場で「「正直ダークホース的存在」と自称していた烏はというと……、あっ、Hot Blizzardsに普通に負けていたんですね、残念です(涙)。

そして最後は右下のブロック、ここには8th ALLDAYの覇者6FIGURE$/YOKOTA(今大会はA-Teamとして登録)と9th ALLDAYのファイナリストOKINAWA(9th ALLDAYではOKINAWA USMC)がひしめく脅威のブロック。この両チームの勝ちあがりを誰もが予想していただろうところに、まさかのA-Teamの予選敗退。勝ったのは埼玉のLONG BALLERS!これは大波乱!どこのチームもまずは横田のA-Teamを意識していたのに。LONG BALLERSの大金星ですな!ただ、これはボクの耳に入ってきた噂で真偽は不確かなんですが、A-Teamのレギュラーメンバーたち、つまり8th ALLDAYを優勝したメンバーたちはこの予選日に某大学バスケットボール部との練習ゲームがあったみたいで、代々木に来なかったみたいなんですよね。予選は控えのメンバーで勝ち上がって、本戦からレギュラーメンバーが出てくるって算段だったのかどうかは分かりませんが、そんな噂を耳にしました。真相はいかに!?とにかくA-Teamはこうして負けました。OKINAWA側には、外国人と日本人の混合チームのUNCUTや東京ストリートボール界では知られているHIRACCHIが活きの良い若手を集めた247、栃木からAIR DOLL JAMといたわけですが、難なくOKINAWAが突破したみたいですね。そんなOKINAWA、今大会には元日本代表センターのワイス団が参加していたのにはド肝を抜かれました。208cm!?びっくりです。


□2日目 本戦トーナメント
そしてそして、いよいよALLDAY 10th ANNIVERSARYの本戦トーナメントっ!!!

まずは1回戦第1試合、前回大会チャンピオンチームのAT平塚Connectionsと勉族の対決!それぞれプロのストリートボーラーを擁する中、一気に流れを引き寄せたのは勉族のハーフコートOF。インサイドにWARIO、ダークロとツインタワーを建てた勉族がゴール下を制圧。何とかランニングゲームに持ち込みたいAT平塚Connectionsだったものの、勉族のアウトサイドライン、ぬま、仮エース、KOYASの3枚がそれをシャットアウト!10分全後半という短いゲームタイムの中で、その流れが覆ることなく、終わってみれば20対14と終始勉族がリードをキープしたままのタイムアップ!ここで前回大会チャンピオンチームが消えた!?

続く第2試合はお互い初出場同士の対決。大阪籠球会with FANTAとISAMU。日本のストリートボール界で名が知れているのは大阪籠球会with FANTAでありましょうが、蓋を開けてみれば僅か5人のみで今回のALLDAY 10th ANNIVERSARYに臨んだISAMUのワンサイドゲームに!?ISAMUを良く観察してみれば、確かにスピードのあるガードに、シュート力のあるフォワード、そしてサイズはなくともスキルと走力のあるロールプレイヤーが揃ったGoodチーム!!!最後は36対17という大差で、ダークホースISAMUの大勝!大阪籠球会with FANTAは、わざわざ大阪から参加してくれただけに、悔しい結果になったのでは?

そして第3試合は、日本ストリートボール界の創世記から今なお残る伝説的チーム同士の対戦。駒沢ROCKERS対横濱Team-S!10年前から数えても、公の場で戦い合うのが初めてだというこの対決!?「この対決の実現に感動している」と語ったTeam-S。結果はチームの総合力に勝った横濱Team-Sが23対12と快勝したものの、当時の歴史を知るものにとっては感慨深いゲームでしたわぁ!

1回戦最後の第4試合は、8th ALLDAYのチャンピオンチームA-Teamを破ったLONG BALLERSと、前回大会ファイナリストチームのOKINAWA。予選トーナメントで大金星をあげたLONG BALLERSは、その勢いのままに進みたいところだったでしょうが、さすがにインサイドにワイス団を補強したOKINAWAの絶対的な実力に及ばず、28対12という結果に。ただ、この埼玉のLONG BALLERSはまだまだ伸びるだろうALLDAY期待のチームには間違いないですな。今後も期待です!

そんでもってセミファイナル第1試合、千葉柏の勉族と初出場ISAMUの対決。このゲーム、観客の予想を上回った好ゲームになったのですよ!ISAMUが大大大大健闘!!!一時は勉族を圧倒する攻撃力でリードを奪うシーンまでも!?圧倒的にミスマッチで不利なマッチアップながらも、平面のバスケットボールで好ゲームに持ち込んだISAMUはBIG UPです!!!さすがに焦りを感じた勉族はアウトサイドから仮エース、そしてKOYASが何とか射抜き、結果37対31でISAMUを退けましたが、得点差よりもずっとタイトなゲームでしたねぇ〜。ISAMUには今後とも色々と魅せてもらいたい期待を寄せておりますよー!!!

前回大会と同じカードとなったのはセミファイナル第2試合、Team-S対OKINAWA。何としても前回の雪辱を果たしたいTeam-Sは、前半は好調な滑り出しでリードを獲得。OKINAWA新加入のワイス団も、Team-SのインサイドNAKAが上手くいなして、空回りを誘うシーンも見られるほど。しかし、OKINAWAも闘将DAVITとオールラウンダーのMIKEに一気加点で、結局前半をOKINAWAリードで終えることに。後半は、前回大会と全く同じ流れで、リードをキープしたOKINAWAに追いつくきっかけを掴めないままタイムアップ。またしても、OKINAWAの壁を越えることの出来なかったTeam-S……。今後の成長の糧となることを祈るばかりですな。

いよいよ迎えたファイナルのカードは初対決ですか!?勉族とOKINAWA。勉族のビッグマンダークロにはOKINAWAワイス団が、そして勉族のキーマン仮エースになんとOKINAWAはMIKEを当ててくるマッチアップに!このマッチアップは序盤は成功したのか、仮エースがなかなか思うようにボールを持てないシチュエーションが続き、その間にもOKINAWAはDAVIDの身体能力に物をいわせた加点でジリジリと点差が離れていくことに。ただそんな流れをまさか闘将DAVID自身が切ってしまうことになろうとは、因果なもんです。DAVIDがハッスルし過ぎた言動にテクニカルファールがコールされ、これを期に勉族が息を吹き返すことに!?ぬまのパスからのKOYASのファーストブレイク、そして3P!OKINAWAがマークを緩めたWARIOがインサイドで大暴れし、仮エースが終盤になって持ち前の得点能力を爆発させ、フリースローを量産!!!OKINAWAも残り時間を諦めず、ファールゲームに持ち込むも、このフリースローをきっちり沈めた勉族が22対20の僅差でALLDAY初優勝を決めました〜!!!またしてもファイナルでの敗戦になってしまったOKINAWAはコートの片隅でうなだれるものの、2大会連続のファイナル進出はお見事!外国人ボーラーが引っ張っているものの、それに付いてこれているOKINAWAの日本人ボーラーたちにはリスペクトです!

というわけで、この記念すべき大会ALLDAY 10th ANNIVERSARYの頂点を勝ち得たのは、悲願の初優勝勉族!!!そして、MVPには全試合通して勝利に貢献したとして仮エースが受賞!これで新しいALLDAYの歴史、新しい日本ストリートボールの歴史が動き始めたんではないでしょうか!?全体的なレベルが上がってきていることだけは確かですね。とまぁ、こんな感じでALLDAY 10th ANNIVERSARYレポートは終了となります。お相手は、ALLDAY HOST MCのMAMUSHIでした〜!


#by fujimon - | 2007-04-03 00:21:07| ALLDAYレポート|


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