国内最高峰のストリートボールトーナメント『ALLDAY 5on5 TOURNAMENT』が2008年夏、計98チームが参加可能なメガトーナメントにパワーアップ!! プロもアマも関係なく、この夏の『TOKYO No.1』チームを決定するトーナメントが8月9日・10日・23日・9月7日の4daysにわたり開催されました。
開催日時
▼ 予選トーナメント
2008年 8 月 9 日（土） Aブロック＆Bブロック
2008年 8 月 10日（日）Cブロック＆Dブロック
2008年 8 月 23日（土）Eブロック＆Fブロック
本戦出場チーム
・Team-S
・F SQUAD（Aブロック勝者）
・ROCKERS（Bブロック勝者）
・E.D.S（Cブロック勝者）
・W COLUMN（Dブロック勝者）
・勉族（Eブロック勝者）
・first step（Fブロック勝者）
・PROLINE
▼ 本戦トーナメント：2008年 9月 7 日（日）
【第1試合】
Team-S 17×42 F SQUAD
【第2試合】
ROCKERS 20×26 E.D.S
【第3試合】
W COLUMN 26×25 勉族
【第4試合】
first step 41×31 PROLINE
【準決勝� �
F SQUAD 20×25 E.D.S
【準決勝�◆�
W COLUMN 14×23 first step
【15TH FINAL】
E.D.S 23×22 first step
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15TH ALLDAY CHAMP ：
E.D.S
15TH ALLDAY MVP ：
#2 ツッチー（E.D.S）
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ALLDAY HOST MC MAMUSHI Report
ALLDAY -5ON5 TOURNAMENT-が、2005年8月に初めて開催されてから丸3年。夏の一大ストリートボールイベントとしての新しいライン、史上最大規模の計98チーム参加によるメガトーナメント＆東京ストリートカルチャーパーティーALLDAY BLOCK PARTYが、去る2008年8月〜9月に開催された。ALLDAY -5ON5 TOURNAMENT-の新ステージの幕開け。
96チームを6ブロック16チームずつに分け、各ブロックを勝ち抜いた6チームに加え、前回そして前々回のチャンピオンチームを迎えた計8チームによる本戦トーナメントからレポートスタート。
GAME1 Team-S vs F’SQUAD
ALLDAY 12th＆13thチャンピオンチーム、レペゼン横濱のTeam-Sと新生チームとしては初出場となるF’SQUADの対戦。かつてのALLDAY優勝の原動力となったTAKU、JUN、MZを欠いたTeam-Sは序盤からゲームコントロールに苦戦。同様にチームの中心人物であるTANA＆MATSUの欠場、足首負傷により万全ではないコンディションのK-TAと不安を抱えたF’SQUADであったが、チームの若手#3NOBUCHIKA、#1K2O、#11ABが奮闘し、前半からTeam-Sを圧倒。後半に入ってTeam-Sの#3IPPEIによる連続得点で一時点差が縮まるも、F’SQUADの#8M21による軌道修正でF’SQUADがリズムを取り戻し、42-17と大量リードのままF’SQUADがTeam-Sを一蹴。本来の日程を雨による延期で2週間先送りになったことが、Team-Sにとっては不運となったか。これがアウトドア開催イベントの頭が痛いところ。日本人チームとして唯一2連覇を果たした横濱の雄が、早くもメガトーナメントから姿を消した。
GAME2 ROCKERS vs E.D.S
今大会の優勝候補として名を挙げる関係者が最も多かったレペゼン駒沢のROCKERS。一方、様々な国やリーグでのプレイ経験を持つ多国籍なボーラーが集まり、普段から代々木でプレイする機会の多いE.D.S。前半戦、イニシアチブは完全にROCKERS。PGに#1Whooz.T、SGに#10AIZAWA、SFに#9ATSUSHI、PFに#4ISHIDUKA、Cに#7KENTAROと完璧なポジションバランス。ROCKERSの猛撃にハートフルなDFで何とか点差を広げまいとハッスルしたE.D.S。ハードなDFが功を奏し、前半を僅差で食い止める。後半がスタートとなってもE.D.SはハードDFを貫く姿勢。これに対し、段々とフラストレーションを溜め始めたROCKERS。レフェリーのノーコールもあって、激高したROCKERSのATSUSHIがE.D.Sの#5TOMASに手を上げ退場処分。この影響か、ROCKERSはそれまで見事だった連携が崩れ、E.D.Sはここぞとばかりに追撃。結果、崩れてしまったROCKERSと我慢強く波を待ったE.D.Sとで勝敗が分かれた。26-20、セミファイナル進出はE.D.S。
GAME3 W COLUMN vs 勉族
GAME2の緊張した空気をガラっと変えたのがレペゼン柏の勉族。ユニークな立ち振る舞いで一気に代々木の表情が柔らかくなった。ゲームはと言うと、前半から勉族が引いたゾーンDFが有効な手段となり、W COLUMNは加点に手こずる展開に。勉族が10点以上のリードをつけながらの後半。ここでオフィシャルアクシデントが発生。イベントの全ての電源を一手に受けている発電機が機嫌を損ね、ゲームを中断しては再開してのやり取りが何度か続いてしまった。これでゲームの流れが切れてしまったのか、前半あんなに有効に効いていた勉族のDFシステムが足並みを崩し、W COLUMNはフィジカルコンタクトの強さ、そして高さを武器にセカンドチャンスからのゴールを量産。残り時間僅かのタイミングではすでにW COLUMNが1点リード。最後のチャンスを懸け、勉族の#6仮エースがシュートファールをもらいにアタックするもノーコールの判断。柏の人気者はここで消え、厚木座間の勤勉な者たちがセミファイナルへと進出を決めた。
GAME4 first step vs PROLINE
悪天候の影響でイレギュラーなタイムテーブルとなり、急遽本戦トーナメント当日の朝に最後の予選ブロックを開催。その最後の一枠を当日勝ち取ったfirst step。そして、前回ALLDAYチャンピオンチーム、レペゼン名古屋のPROLINEが前回とはまた違ったメンバーで八代々木に登場。14th ALLDAYで初参戦ながら、圧倒的な実力差で王座を名古屋に持って帰ったPROLINEであったが、この日は面子も違えば勝手も違うのか精彩を欠いた。対するfirst stepは#7闘将davidの存在感は相変わらず、さらに#8kenが見事なコントロールを魅せ、普段から代々木をプレイグラウンドとするストリートボーラーたちをまとめあげた。何とか流れを変えたいPROLINEは#9J.O.の3Pや#CRFSのインサイドなどで応戦するも、ホームコートとも呼べるfirst stepのシュート成功率の高さに点差を縮められず、なんとPROLINEも本戦トーナメント1回戦敗退。かつてのALLDAYで強豪に名を連ね、優勝候補とも言われたチームが軒並み敗北していった本戦トーナメント1回戦。波乱の連続。
セミファイナルGAME1 F’SQUAD vs E.D.S
一回戦を危なげなく勝利したF’SQUADと土壇場での逆転劇を魅せたE.D.Sの対戦。前半戦、F’SQUADはインサイドの#8M21を機転に小気味良くポイントを積み上げる。E.D.Sは#5TOMAS、#7エレミアがセカンドチャンスを拾うことで点差が広がり過ぎず踏みとどまった。後半に入り、スロースターターなのかE.D.Sがラッシュをかける。タイトなDFからF’SQUADのターンオーバーを誘い、#1TAKA、#2つっちーが走り、ランニングゲームで点差を縮めにかかる。F’SQUADはたまらず手負いのK-TAを投入するも、勢いに乗り出したE.D.Sの雪崩のような怒濤の攻撃力に歯止めが利かず、25-20でまたしてもE.D.Sが逆転劇を魅せた。
セミファイナルGAME2 W COLUMN vs first step
もう一方のセミファイナルはシュート力の差が明確となったワンサイドゲームとなった。W COLUMNはチームとしてルールを厳守し、非常に崇高な気持ちでゲームに臨んでいることが見て取れる好感を持てるgoodチームである。ただ代々木で開催されるALLDAYでは、やはり普段からこのコートをプレイグラウンドにしているローカルのストリートボーラーたちのシュート成功率の高さには目を見張るものがある。特にfirst step#6davide、#7david、#9MIKEらはアウトドアコートにも関わらず、かなりの高確立でシュートを量産していった。終わってみれば、23-14と終始first stepがリードを奪う展開のセミファイナルGAME2であった。
ファイナル E.D.S vs first step
ALLDAYの歴史が塗り替えられる今大会のファイナルは、代々木にこのプレイグラウンドが出来て4年、ALLDAYが3年といった中で、日常的に代々木でプレイしているボーラーたちによるものとなった。有名チームとの接戦をものにしてファイナルに駒を進めたストリートボーラーたちは新時代の幕開けを予感させた。問題のゲームはというと、序盤のイニシアチブを握ったのはfirst step。#8kenのゲームコントロール感は見事の一言。フィニッシャーとして#7david、#9MIKEが、セカンドチャンスを#5taka、#6davideが狙う布陣。E.D.Sは前2試合と同様、前半は我慢の時間なのかビハインドを背負う展開。後半に入って雲行きがおかしくなって来た。空がかなり暗くなる中、段々とE.D.Sが点差を縮め始めた。これが必勝パターンなのか、どんどんと勢いを増すE.D.S。first stepは#1tchihiroを投入するなどで流れを取り戻そうとするが、E.D.Sの#2つっちーのボールさばきが冴え始め、#3ケネス、#5TOMAS、#7エレミアがスパートをかける。とうとうE.D.Sが逆転、それでも1点を争うタイトゲームが続く。残り30秒ほどで雨が降り始め、残り5秒では大雨に。残り1秒でfirst stepはラストショットを狙うもリムには収まらず、ゲリラ雷雨の中E.D.Sの初優勝が決まった。今大会を最後に日本を発ってしまうという#7エレミアのために戦ったと語ったE.D.Sのボーラーたち。MVPは多様なボーラーを若き日本人がまとめあげたということで#2つっちーが選ばれた。
今大会のベスト4の内、3チームのボーラーたちはふだんから代々木でピックアップゲームを展開するストリートボーラーたち。かつてのALLDAYでスターとして、主役めいたものとして扱われて来たチームが負けてしまう切なさと同時に、普段から代々木でプレイしているストリートボーラーたちの台頭、陳腐な言い方をすればストリートボールの新時代を感じることが出来た。それぞれがそれぞれなりのALLDAYを持っているのだろうが、今回のALLDAY 15th チャンピオンに輝いたE.D.Sは代々木でプレイするストリートボーラーのプライドを守ったのかと思うと、なかなか格好いい結果なのだと思う。Big up,E.D.S!!!
text by MC MAMUSHI
トーナメント表 【結果】
写真
▼予選トーナメント
comingsoon
▼本戦トーナメント
comingsoon
▼本選出場チーム
・Team-S
・F SQUAD（Aブロック勝者）
・ROCKERS（Bブロック勝者）
・E.D.S（Cブロック勝者）
・W COLUMN（Dブロック勝者）
・勉族（Eブロック勝者）
・first step（Fブロック勝者）
・PROLINE
場所
会場：代々木公園バスケットボールコート
代々木公園バスケットボールコート（北側）
住所：東京都渋谷区代々木神園町神南二丁目サッカー場と陸上競技場の間
15th ALLDAY Tシャツ
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15TH ALLDAY “INFULUENCE” TEE
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15TH ALLDAY “COLLEGE” TEE
ALLDAY Tシャツ 販売店
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Gallery・2 渋谷パルコクアトロ店3F ALLDAYブース
東京都渋谷区宇田川町32-13 パルコクアトロ3F
●営業時間11：00〜21：00
●TEL：03-5728-3651
※Tシャツの種類、サイズなどは店舗へ直接ご連絡ください
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forgame
神奈川県横浜市中区山元町1-1-3
●営業時間12：00〜21：00
●TEL：045-719-8877
※Tシャツの種類、サイズなどは店舗へ直接ご連絡ください
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ALLDAY MAGAZINE VOL14
14号目となるALLDAY MAGAZINE（take free）!!!今号は、「ALLDAY」の歴史や
STREETBALL界のキーマン達のインタビューを掲載した “
ALLDAY BOOK” !!!!!!
※GALLERY・2渋谷パルコクアトロ店 3F ALLDAYブースにて配布しております。また、試合を中心とした過去のALLDAY映像も放映中！MAGAZINEは無くなり次第、終了となります。
